「死ぬかと思った・・・。」

う〜ん、ちょっと違う。

「死ぬときってこんな風にプツンと人生が切れるんだ」

そう思いました。

今日、事故リました。
シンと、静岡のほうに用事があって車で出かけた。
私はあまり乗り気じゃなかったけど、シンは付いてきてほしそうだったし、私もせっかくの3連休だらだらだけで過ごすのもな、と思って二人で出かけた。

山道を走っていて、
突然、目の前が大きく揺れて、
大きく、右へ、そして左へ揺れて、
壁が見えた。
ぶつかる!!そう思って。
「シンちゃん!!!!!」と、叫んだ。
すごい衝撃で。
シートベルトに引っ張られて、体がグワングワン揺れた。

一番奇跡的だったことは、二人ともシートベルトをつけていたこと。
私はともかく、ほとんどシートベルトなんてつけないシンが、本当なんでその時に限ってつけていたのか。

どうやらカーブで、道路に砂利が漏れていて、それに気づかず普通に曲がろうとしたら、スリップしたらしい。

シンちゃんが、運動神経がよくてよかった。

カーブの反対側は、ガードレールもなく、がけになっていて、シンがとっさに左にハンドルを切らなければ、そのままがけを落ちていたかもしれない。

もしシートベルトを締めていなかったら、たぶん二人とも吹っ飛ばされて、
そしたら、今頃・・・・。

車は多分、全損。つまり廃車だろう。

ぶつかる寸前、本当に「死」が見えた。
本気で「終わる」と思った。
交通事故で、死んでしまうときは、皆こんな感じなのかな、って思った。

あの瞬間の光景が、そのあとからずっと消えない。
車が揺れて、ぶつかると思って「シンちゃん!!!」と叫んだ瞬間が、何度も何度も頭ん中をよぎるの。

怖かった・・・・。

レッカーを呼んで、車を近くの修理工場へ運び、タクシーと新幹線で家まで戻った。
家へ付いたら、気が緩んでぼろぼろ涙が出た。

二人とも、無事で本当に良かった・・・。
こんな風に人生がぷつんと切れるなんて、絶対にイヤだ。

もしも、シンがいつものようにシートベルトをしていなかったらと思うと、それだけですごく怖くなって涙が出る。

今日のことが、全て夢だったらいいのに・・・。

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