あのね、
あのね、

例えば、誰かが誰かのことばにとてつもなく傷ついていたとして、
でも、
他の誰かからみたら、「その程度で傷つくなんて、弱すぎ」なことかもしれなくて。

でもね、
でもね、

「傷つくことば」
「傷つく行動」    とかって、

本当に、本当に、ひとそれぞれ。

どんな風に生きてきたのか、
今までの人生で、
何におびえて、
誰に何を言われて傷ついて、
どんな風に救われたのか。

そんなの、本当に、ひとそれぞれ。

誰も傷つかない冗談みたいなことばが、
その人にはトラウマであることもある。

その程度のことばを言われたことで、
その人の精神状態が、ぐらりと崩れてしまうこともある。

ことばってのは、
どんなに重い?

ことばを発することは、とても重い。

ことばを発せられることも、とても重い。

あたしは、
多分ひとより、「言われて傷つくことば」がたくさんあるから、

彼女のことばが、
あたしが発したことが人生であっただろうかと思わず考えてしまうくらい、
きついセリフだった。

たぶん、
勢いに任せて言っただけだろうけど。

「このくらい言っても別にたいしたことじゃない」レベルが、ちがうなあと、
そんなことは、今まで何度も思ったことはあるけれど。

最近とても気になるの。

我が強いことは、いいこと。うらやましい。
だけど、
自分が味わったことのない、いろんな人の弱い部分を、
想像してみることは、大切だと思うのだけど。

わたしは、
人の目を気にしすぎ?
人の心の根っこの部分に触れてしまうだろうことばを避けてしまうのは、
考えすぎ?


「きれいごと」
そんな風に言われるのは慣れたけど、

ひとをきずつけることばをはくことをあたしはオビエル。

じぶんがそうされるのが、こわいから。

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