ああ、そういえば。
あたしは自分のことを、
「ここ」にちゃんと綴ってなかった、と思った。
綴るべきそのときは、綴れるほど精神的に整ってなくって。
混乱した思いをそのまま書いた気がする。
ジョージは、
太郎と自分は、別れてもなお、
お互いがお互いをこのうえなく大切と思いあっていて、
それは愛でもあり恋でもあり、
一緒にいるべきなのに、お互いがのばす手が届かず、
いろんなしがらみにとらわれて一緒にいられない、
だけどいつか一緒にいるだろう、そんな風に思ってました。
でも、
そういう強い確信がありつつも、
太郎に恋人としては受け入れてもらえないだろう確信も、
矛盾してるけどあった。
それって、なんでだったんだろ。
いつもぎりぎりのところであたしを拒絶する、彼の態度やことばの端々から何か感じたんだろか。
そんな中途半端な想いにとらわれすぎて、
あたしはシンと100%向き合えなかった。
いつか太郎と・・・とどこかで思いながら、
シンが自分にとっての「そのひと」になることを望みながら、
2年も。2年も一緒にいて。
本当はそんな風に思いながら一緒にいるべきじゃないのにね。
だから、中途半端にこれからの人生を過ごすのが嫌で、
もやもやした人生ほど不幸なものはないと思って、
太郎に、本当の、本当の気持ちを聞きに行ったの。
ふられにいったって感じかな。そーゆう予感はあって。
で、やっとこさ奴から聞き出した真実は、
あたしはひどく思い上がっていたということ。
太郎にとって、「忘れられない」のは自分だと思ってた。
太郎にとって、「一番大切」も自分だと思ってた。
太郎が、一番「声を聞きたい」と思う相手は自分だと思ってた。
だけど、全部違ったのよね。
太郎が忘れられないのは、違う女だった。
太郎にとって、ジョージは確かにとても大切で、とても好きで、
ならばなんで一緒にいないのかと自分でも自問するときもあったらしいけど、
でも太郎が求めてるのは違う女だったの。
「オマエがいつもこんなにまっすぐぶつかってきてくれるのに、こんな引っ掛かりをもったまま付き合うなんてできない」
と、彼は言った。
その瞬間、
彼にとって自分はかけがえのない一番大切な存在だなんて妄想を抱いてたあたしの考えは、いっぺんに覆されて。
すごく悲しくて。
ちょっとすっきりして。
それから、そんな風に思わせた彼を恨んだ。
はじめから、ちゃんと答えを言ってよって思った。
そんな風に、思い上がってたあたしは本当にバカみたいだったと。
行き着くところはこんなところだったのに、
なんであたしは、あんなに長い間、暗い暗いもやもやを過ごしてたんだろうって。
そんな風に考えた。
だけど、
誰にも弱い本当の自分を見せられずに苦しんでる太郎は、
むしろあたしよりも不幸に見えて。
あたしはものすごく傷ついたけど。
でも太郎のシアワセを心から願った。
いまでも、
太郎がシアワセじゃないうえに、ジョージのシアワセは成り立たない。
なんて、夢みたいなこと考えてる。
ふたり生きる道が別々であっても、お互いがシアワセでなければならないと。
オンナとして、オトコとして、あたし達はお互いの「そのひと」じゃあなかったけど、
でも、お互いをあそこまで理解しあったことは嘘じゃなくて。
お互いを思いあう「愛情」は、長い長い年月で確かに培われた。
キレイゴト、なんてよく言われるけれど。
連絡を取らなくても、オトコとオンナでいられなくなっても、それでもふたりはどこかでつながってるような、そんな確信があります。
しばらくはね、連絡を絶つけれど。
そんなことがありました。シンちゃんと別れる直前です。
そして今書いたことは全てシンちゃんへの裏切りだけど。
なんて、突然こんなこと書いて、暗いなーあたし。
みなさん、スンマセン。
・・・どんな風に締めくくっていいのかわからないな、今日の日記。
なんとなくね、書き留めておきたくなったのです。
ソレダケ。
あたしは自分のことを、
「ここ」にちゃんと綴ってなかった、と思った。
綴るべきそのときは、綴れるほど精神的に整ってなくって。
混乱した思いをそのまま書いた気がする。
ジョージは、
太郎と自分は、別れてもなお、
お互いがお互いをこのうえなく大切と思いあっていて、
それは愛でもあり恋でもあり、
一緒にいるべきなのに、お互いがのばす手が届かず、
いろんなしがらみにとらわれて一緒にいられない、
だけどいつか一緒にいるだろう、そんな風に思ってました。
でも、
そういう強い確信がありつつも、
太郎に恋人としては受け入れてもらえないだろう確信も、
矛盾してるけどあった。
それって、なんでだったんだろ。
いつもぎりぎりのところであたしを拒絶する、彼の態度やことばの端々から何か感じたんだろか。
そんな中途半端な想いにとらわれすぎて、
あたしはシンと100%向き合えなかった。
いつか太郎と・・・とどこかで思いながら、
シンが自分にとっての「そのひと」になることを望みながら、
2年も。2年も一緒にいて。
本当はそんな風に思いながら一緒にいるべきじゃないのにね。
だから、中途半端にこれからの人生を過ごすのが嫌で、
もやもやした人生ほど不幸なものはないと思って、
太郎に、本当の、本当の気持ちを聞きに行ったの。
ふられにいったって感じかな。そーゆう予感はあって。
で、やっとこさ奴から聞き出した真実は、
あたしはひどく思い上がっていたということ。
太郎にとって、「忘れられない」のは自分だと思ってた。
太郎にとって、「一番大切」も自分だと思ってた。
太郎が、一番「声を聞きたい」と思う相手は自分だと思ってた。
だけど、全部違ったのよね。
太郎が忘れられないのは、違う女だった。
太郎にとって、ジョージは確かにとても大切で、とても好きで、
ならばなんで一緒にいないのかと自分でも自問するときもあったらしいけど、
でも太郎が求めてるのは違う女だったの。
「オマエがいつもこんなにまっすぐぶつかってきてくれるのに、こんな引っ掛かりをもったまま付き合うなんてできない」
と、彼は言った。
その瞬間、
彼にとって自分はかけがえのない一番大切な存在だなんて妄想を抱いてたあたしの考えは、いっぺんに覆されて。
すごく悲しくて。
ちょっとすっきりして。
それから、そんな風に思わせた彼を恨んだ。
はじめから、ちゃんと答えを言ってよって思った。
そんな風に、思い上がってたあたしは本当にバカみたいだったと。
行き着くところはこんなところだったのに、
なんであたしは、あんなに長い間、暗い暗いもやもやを過ごしてたんだろうって。
そんな風に考えた。
だけど、
誰にも弱い本当の自分を見せられずに苦しんでる太郎は、
むしろあたしよりも不幸に見えて。
あたしはものすごく傷ついたけど。
でも太郎のシアワセを心から願った。
いまでも、
太郎がシアワセじゃないうえに、ジョージのシアワセは成り立たない。
なんて、夢みたいなこと考えてる。
ふたり生きる道が別々であっても、お互いがシアワセでなければならないと。
オンナとして、オトコとして、あたし達はお互いの「そのひと」じゃあなかったけど、
でも、お互いをあそこまで理解しあったことは嘘じゃなくて。
お互いを思いあう「愛情」は、長い長い年月で確かに培われた。
キレイゴト、なんてよく言われるけれど。
連絡を取らなくても、オトコとオンナでいられなくなっても、それでもふたりはどこかでつながってるような、そんな確信があります。
しばらくはね、連絡を絶つけれど。
そんなことがありました。シンちゃんと別れる直前です。
そして今書いたことは全てシンちゃんへの裏切りだけど。
なんて、突然こんなこと書いて、暗いなーあたし。
みなさん、スンマセン。
・・・どんな風に締めくくっていいのかわからないな、今日の日記。
なんとなくね、書き留めておきたくなったのです。
ソレダケ。
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