長い長い恋を終わらせたドラキチが、
「今日は一緒にいたい」といった。
あたしはそれを断った。
おとことおんなとして甘えることは、よくないと、思った。
他の誰かとの恋に傷ついて、
まだその誰かに恋焦がれながら、
おんなとしてのあたしに甘えちゃいけない、と思った。
一緒にいてあげたい、とも、もちろん思ったけれど。
それはアイツのためにもよくない。
それはあたしのためにもよくない。
ほんとうはね、
最近ちょっとさみしかった。
誰かの胸を恋しいと思ったり、した。
だから、
すこしだけ、ドラキチの胸のあったかいのに触れたいと思ったのは、ないしょ。
言えるだけのことばを伝えて、
アイツは結局こなかったけど。
そのあと、ちょっと、さみしくなったのは、ないしょ。
ちょっとだけ、さみしいです。
こんな日は、
好きな曲、きいて、
お香を、たいて、
ワインをすこし飲んで、酔ってねむろう。
「今日は一緒にいたい」といった。
あたしはそれを断った。
おとことおんなとして甘えることは、よくないと、思った。
他の誰かとの恋に傷ついて、
まだその誰かに恋焦がれながら、
おんなとしてのあたしに甘えちゃいけない、と思った。
一緒にいてあげたい、とも、もちろん思ったけれど。
それはアイツのためにもよくない。
それはあたしのためにもよくない。
ほんとうはね、
最近ちょっとさみしかった。
誰かの胸を恋しいと思ったり、した。
だから、
すこしだけ、ドラキチの胸のあったかいのに触れたいと思ったのは、ないしょ。
言えるだけのことばを伝えて、
アイツは結局こなかったけど。
そのあと、ちょっと、さみしくなったのは、ないしょ。
ちょっとだけ、さみしいです。
こんな日は、
好きな曲、きいて、
お香を、たいて、
ワインをすこし飲んで、酔ってねむろう。
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