実家での暮らしも落ち着いてきて、
毎年恒例のテキ屋のバイトでネギマを売ったことや、
シェフがかんなりムカついたことや、
なんだか書きたいことがいっぱいあるし、
秘密メモだってたまりにたまりまくってる。

けど。

昨日、会社の人が亡くなりました。

金曜日は普通に元気にしゃべってたのに、
土曜日に倒れて、意識が戻らぬまま日曜日に亡くなったらしい。
脳内出血でした。

普通にいたはずのひとが、
ある日突然いなくなって、
すごく悲しいのに実感がなくて、
すごく悲しいのに、それでも普通に時間はながれて、

みんな、普通なんだよ。なんだか。
すごく悲しいのに、普通に仕事して、談笑して。

あたしが死んでもきっとこんな風なんだろう、と、思った。

ひとりのひとがいなくなって、
大きく何かが変わるのは、本当に一握りのひとで、
それならば何のためにひとは生まれて消えるんだろう。

今日は、そんなことを考えていました。

本当は、一握りでも、
あたしの存在がそのひとの人生を変えたのならば、
それこそが、とても大きな意味なのだろうけど。

だけど。

だけど。



お通夜の会場と相性が悪かったらしくって、
途中から頭と肩がすごい重かった。
それは家に帰ってからもしばらくつづいて、
霊感なんてないはずなのに、でも何かがついてきたのかなあなんて思った。

それで、
日記を書く予定ではなかったけれど、
それでも、今日のことを書きとめようとパソコンを開いて、

ああ、今日は8月1日だなあ、と、気づきました。

何年か前まで、
あたしにとって、8月1日は、特別だったから。

人生の中で、決して忘れられないほどの深い夜があるのならば、
7年前と、6年前の、8月1日。
始まった日と、誓った日。

あの日が、今のあたしをつくったと言えるほど、深い夜でした。
今でも、事細かに、覚えてるもん。忘れられない。

それでも、

年々、8月1日を思い出さなくなっています。
きっとあたしも、少しずつ前に進んでるんだろうなあ。


なんてね。

夏はいつも、いろんなことが起きて、
夏はいつも、いろんなことを考えます。

あたしの命がいつ終わるかなんてわからないけど、
やっぱり、後悔だけはしたくないと思うのです。
そして、
たくさんの人と、
あったかいものを築いていけるあたしでありたいと思うのです。

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