ぼろぼろオリーブ。その2
2005年12月22日 恋落ち倒れようがフラフラしようが孤独だろうが、
結局、仕事をせざるをえなかった日曜日の夜。
部屋で企画書を書きながら、
もうシェフのことはやめようと思った。
出会ってから、好きになってからずっと、
これだけ色んなタイミングが合わないってのは、
きっと彼はあたしの「その人」じゃない。
ダイ君とちゃんと向き合って、大事にしよう。
2兎を追うものはって言うじゃないか。
今回のことはきっとバチがあたったんだ。
ほんと、心底そんな風に思った。
誕生日会には行ってないはずのヤマ氏から、
「どうした?」とメールが着たけど、
返事をする気にはなれなかった。
月曜日。
普通に出社して、終電コースで鬱々と働く。
体調は戻らず。葛湯が主食・・・。
すると、夕方になって電話が。
・・・シェフ!
寝起きのシェフでした。
シェ「倒れたって聞いたけど、大丈夫か?
入院したかもと思って昨日は電話ひかえたんだけど、帰れたんか?」
ジョ「うん。大丈夫ー。
ごめんね、せっかくの誕生日会、行けなくて。」
シェ「何いっとるねん!
一番辛かったのは倒れたジョーちゃんやろ?」
ジョ「・・・ありがと。
誕生日会、どうだった?楽しかった?」
シェ「おお、楽しかったでー。ありがとなあ。
また近いうちに鍋やろうなあ。お前も一緒に。」
・・・いつものシェフでした。
八方美人の、優しい男。
昨日、やめようって誓ったくせに、
しゃべればやっぱり、ぐらぐらする。
きっとあれよ。
シェフの全身から声から視線から、
あたし専用のフェロモンビームが出てるに違いない。
じゃなきゃ出会った瞬間からくらくらしたりしないよねえ。
だけど、
1年たって、よーやく学びましたさ。
この、彼の優しさに振り回されちゃいけない。
あたしを大切に大切に見つめるあの目は、まやかしだ。
*
その後、
ヤギ男から大丈夫?とメールが。
他の常連仲間からもメールや電話が。
少しだけ温かい気持ちが戻った、月曜日の夜。
結局、仕事をせざるをえなかった日曜日の夜。
部屋で企画書を書きながら、
もうシェフのことはやめようと思った。
出会ってから、好きになってからずっと、
これだけ色んなタイミングが合わないってのは、
きっと彼はあたしの「その人」じゃない。
ダイ君とちゃんと向き合って、大事にしよう。
2兎を追うものはって言うじゃないか。
今回のことはきっとバチがあたったんだ。
ほんと、心底そんな風に思った。
誕生日会には行ってないはずのヤマ氏から、
「どうした?」とメールが着たけど、
返事をする気にはなれなかった。
月曜日。
普通に出社して、終電コースで鬱々と働く。
体調は戻らず。葛湯が主食・・・。
すると、夕方になって電話が。
・・・シェフ!
寝起きのシェフでした。
シェ「倒れたって聞いたけど、大丈夫か?
入院したかもと思って昨日は電話ひかえたんだけど、帰れたんか?」
ジョ「うん。大丈夫ー。
ごめんね、せっかくの誕生日会、行けなくて。」
シェ「何いっとるねん!
一番辛かったのは倒れたジョーちゃんやろ?」
ジョ「・・・ありがと。
誕生日会、どうだった?楽しかった?」
シェ「おお、楽しかったでー。ありがとなあ。
また近いうちに鍋やろうなあ。お前も一緒に。」
・・・いつものシェフでした。
八方美人の、優しい男。
昨日、やめようって誓ったくせに、
しゃべればやっぱり、ぐらぐらする。
きっとあれよ。
シェフの全身から声から視線から、
あたし専用のフェロモンビームが出てるに違いない。
じゃなきゃ出会った瞬間からくらくらしたりしないよねえ。
だけど、
1年たって、よーやく学びましたさ。
この、彼の優しさに振り回されちゃいけない。
あたしを大切に大切に見つめるあの目は、まやかしだ。
*
その後、
ヤギ男から大丈夫?とメールが。
他の常連仲間からもメールや電話が。
少しだけ温かい気持ちが戻った、月曜日の夜。
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