今夜あたしは、

2度、
発作を起こした。

1度目は会社で。

救ってくれたのは、
東京にいる親友。

2度目は家で。

救ってくれたのは、
母親。



いつもは10分もすればおさまる発作が、
今日は30分たっても、1時間たっても苦しくなるばかりで。

ゆいいつ短縮番号でかけれる、東京に住む親友に電話した。
親友は、すぐに出てくれて、
だけどまともにしゃべれないあたしの異常に、
すぐ気づいてくれて。

電波が悪くて、
電話はすぐに切れてしまったけど、
親友の声を聞いたら、
ようやく少しだけ落ち着いたのだ。

落ち着いたけど、
過呼吸状態が続いてたから、
随分くらくらした。
そのまましばらく休んでたら、
いつのまにか意識がなくて、
ふと気がついたら、10分以上も時間がたってた。



親友に電話をかけなおした。

そしたら彼女は、
有楽町の駅にいた。

あたしをなんとかせねばと、
今からなら最終の新幹線に間に合うからって、
すっぴんで家を飛び出して、
品川に向かう途中だった。

ボロボロ泣けた。

だって本気で新幹線に乗ろうとしてんの。

そんなことしてくれる人、
あたし他に知らないもん。

嬉しくて泣いた。

情けなくて泣いた。



家に帰る道すがら、
ずうっと、自分の情けなさについて考えた。
疲れたなあ。
もう疲れたなあ。
消えちゃいたいなあって。
そんなことばかり考えて。

家に着いたとたん、2度目の発作。
今度は自分の部屋で、ベッドに顔を押し付けて、
ひゅーひゅー息ならしながら、
酸素が足りなくて苦しくてガンガン布団をたたきながら、泣いた。

母親が気づいて、

だまって、部屋に入ってきて、
だまって、あたしの肩や背中を揉み始めた。

ぐしょぐしょのハンカチ握り締めて、
ひゅーひゅー泣いている娘の体を、
だまって、揉み続けた。

30分くらい、そうしてたかな。
ようやく涙が止まって。

どんどん頭がおかしくなっていく気がして怖いよ。って呟いたら、

大丈夫、先週は木曜日だったけど、今週は金曜日だった。
1日伸びたじゃない!って。

あんたには、
おとうさんも、
おかあさんも、
Mちゃん(親友)も、
Yちゃん(同僚)も、
いるんだから。

そういって、
おやすみなさいって、
出て行った。



自分がこんな風になるなんて思ってなかった。

だけどあたしはよわっちくて、情けなくて、
周りの人の存在でもって、ようやくこの場所を保っていられる。

ああゆう状態の時に、
自分の孤独さを心底悟ってしまったら、
きっと、もう戻れなくらいにこころは病んでいくのだと思う。

そして、そうゆう人たちが、
世の中にはたくさんいて、
だから、たくさんの事件が起きる。

あたしは恵まれている。
大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。
 

コメント

由比
由比
2008年6月15日2:44

わたしは、ここでずっと見てるだけだったから、
なんにもできないし、何を言っていいのかもわかんないのですが、
なさけないなんていうのは、ちがうかなって思います。
きっとお友達も、そんな風には思ってないと思うのです。
わたしには、何もできないけど、ジョージさんの綴るココが好きで、
ずっと見てきたから、これからも見させて欲しいです。
ジョージさんが、元気でいられるといいなって思います。

ジョージ
ジョージ
2008年6月16日0:44

由比さん

ありがとう。
今の自分がなさけないのなら、
なさけなくない自分になればいいのかもな、
なんて今日はそんなことをちょっと思いました。
ここは何があってもやめないつもりだし、
ここがある限り自分を保っていられる気がするし、
そう思えているからまだ自分は大丈夫、って思えるんだ。
これからも末永くお付き合いよろしゅうです☆

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索