なくさずに、いたいんだ。

相手を責めることも、
自分も責めることも、

過去を否定することも、

したくないんだ。

あたしはただ、
あたしのまま、
しあわせになれる。

そんな自信が、ほしいんだ。

そんな風に思った。



ずっと黙っていたのは、
怖かったからだ。

これ以上、攻撃されることも、
これ以上、無視されることも、
これ以上、傷つくことも、

あたしさ、すっごい怖かった。

ボーイの言葉、ボーイの無視、
それらがあたしにどれだけのダメージを与えるものなのか、
きっとあの子は知らない。

だけどあたしは、
あの時限界だった。

あのメールに返事をすることで、
さらに酷いことを言われることも、
メールが届かずに戻ってきて、着信拒否されていることがわかる瞬間も、
そのどちらも、めちゃくちゃ怖かったよ。

そしてそのまま、
1ヶ月以上がたった。

ボーイの視界にあたしはいないよ。
あたしという人間をまるで空気の様に扱う。
なのに、あたしの周りの人たちと、とても楽しそうに喋る。

あたしは、気にしないふりをする。
だけど、どうしても現実を受け入れられない。

あんな風に一緒に居た過去が、すべて否定されていることも、
あたしにあんなに憎しみを発しながら、
あたしの友達には、笑いながら喋りかけることも、
目の前で起きていることが、
あたしのこころはどうしても受け入れられない。

何度も泣いた。

そんな1ヶ月だった。

でもさっきさ、
ボーイが、いつもどおり、
あたしのことを完全に無視したまま退社していった瞬間、
なんだか急に、カアッとなった。

ものすごい勢いで携帯を手に取り、
「お つ か れ !」とメールをした。

そしたら、

送信した瞬間に、メールは戻ってきた。

ボーイに届かずに、戻ってきた。

ああ、そっか。
あたしったら、わかってたのに。
わかってたから、今までずっと遅れなかったのに。
この瞬間が、あたしは本当に怖かったのに。

ぞわぞわした。

ぞわぞわに、負けそうになった。

ああ、このままじゃいけない、と思った瞬間、
会社を飛び出して、走って、ボーイを追いかけてた。

だけど追いつかなかった。

ボーイは駅の改札へと入って行き、
財布も何も持っていなかったあたしは、
我に帰って、会社に戻って、トイレで泣いた。



悲しい、悲しいことだと思う。この現実は。

だけど、
散々泣いて、放心しながら、
あたしはきっともう、
やれることを全部やったのかもしれないな、
と思った。

ボーイのこころには、何も届かない。

ならば、
それを受け入れて、前に進むしかないじゃない。



無視されることにも、拒絶されることにも、否定されることにも、
ぜんぜん慣れない。

ボーイと復縁する可能性なんて、もうあたしの中にはないのに、
なのにぜんぜん慣れない。

いつになったら、傷つかなくなるのか、なんてわかんない。

だけど、
それでもさー、進まないとね。

仕事もぜんぜんうまくいかないしー、
毎日誰かと口論ばっかだしー、
家でもいらいらしてるせいか、「機嫌悪い?」って言われるしー、

って、
負のスパイラルに陥っている場合じゃない!

だーーーーー!!!!!!!!



って、
ちょっとスッキリした。

負けないぜ。 








コメント

キチ
2009年6月22日23:27

ジョージさん
『無視されることにも、拒絶されることにも、否定されることにも、
ぜんぜん慣れない』

こんな言い方は間違っているのかも知れないけれどそれでいいんだと私は思います。
慣れてしまったらむしろ、駄目なんじゃないんかと思います。
感情がある事は時にはどうしようもなく辛いけれど、
やっぱり人は感情があるからこそすばらしい気持ちも持てるんだと思います。

うまく言葉をかけれなくてすいません。、
ジョージさんの置かれてる状況を100%わかってあげることは到底できないけれど。

だけど、ちゃんと光が見える時はきっとあると思います。
無理しないでくださいね。

ジョージ
2009年6月29日1:41

キチさん

お返事おそくなってごめんね。
コメントすごく嬉しかったです。ありがとう☆

いろんなことを、考えた一週間でした。
それでもあたしは前に進まないとなって、
そうやって思えることが、だいじょうぶってことなんだなって、
今はそんな風に思ってる。

あたしが腐ってちゃ、見える光も見えないですよねー!

光があることを忘れないこと。
そやって生きていたいなあ、いつでも。


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