今日あたしは、
ジゲンの中の、とても、とても、大切なものを壊した。
有頂天になっていたんだ。
昨晩だ。ほんの1日前。
あの人はあたしに、特別なものをくれた。
随分いろんなことがあって、こころがちょっと弱っていたあたしを、
あの人は、あの人の全部で抱きしめてくれた。
ああ、あたし、ちゃんと居場所があるなあって、
今までで一番、こころから、こころから思えて。
そして甘えた。
自由になっていいんだと、思ってしまった。
甘えられる居場所を見つける、ということと、
思いやりを忘れるということは、全然違うのに。
「甘えることのできる自分」に、酔ったんだ。
そして、決して、してはいけないことをした。
*
すごく、すごく大切にしていたんですよ?
そう、ジゲンが、過去形で言った。
それはとても優しい、だけど最大限の拒絶だった。
パニックになった。
どうしよう、あたしあの人を失う、どうしようって、
失いたくない、失いたくない、
そればかりになった。
ぜんぶの予定をキャンセルして、家に送り届けられて、
頭は混乱したまま、何も考えられないままで。
何も食べずに、何も見ずに、泣いていたら、
あっとゆう間に夜になって。
ここを開いたら、
みんなの言葉がありました。
ああ、あたし、本当にバカだね。
頭を、がつんと、殴られた気がして、
目が覚めた。
誰か、なんていない。
あの人の中の大切なものを壊したのはあたしだ。
あたしなんだ。
何を、逃げてるんだろう。
*
さっき、ジゲンと電話で話をした。
あの人は正直だ。
きっと、あたしたちだから、そうしてくれるんだ。
ものすごく冷たいことも、悲しいことも、
あの人はぜんぶ、言ってくれた。
*
僕ね、
ジョージさんにキスするの、すっごく、すっごく好きだったんだよ?
本当にこころからいとおしい気持ちでしてたんだ。
ただ手をつなぐことも、キスするのも、
何も考えずに一緒に歩いたり、あてもなくドライブするのも、
ぜんぶぜんぶ、本当に大切に想ってたんだよ。
だけど今はもう、
それをする自信がないんだ。
それが、ものすごく悲しい。
*
それでも、なくしたくないとは、思ってるんだよ?
少なくとも僕の中には、この4ヶ月間でできた、大切なものがあるから。
こんなことで、終わりにしたくはないって思ってるんだよ。
僕ね、本当に、ジョージさんのことを、
こころから愛していたんだよって、
そう、あの人はまた、過去形で言った。
*
終わるのは嫌だと、
あたしは何度、言っただろう。
じゃあ僕は、僕の中の苦しさを、どうしたらいい?
そう言われて。
ああ、あたしはバカだなって、
また思った。
*
ジゲン。
あたしは今も、
過去形じゃなくて、今も、
ジゲンのことを、こころからいとおしいと想っています。
ジゲンと過ごす時間を、
ジゲンとあたしだからこそ作ってくることのできた、たくさんのすばらしい時間を、
こころから大切に想っています。
ジゲンが、安心して飛び込める場所でありたいって、
ずっとずっと思ってきたんだ。
なのに、
その場所を壊したのはあたしで。
その場所をなくしたのはジゲンで。
失いたくないなんて、勝手だね。
嫌だ、なんて言ってごめん。
無理しなくていいんだ。
ただ、
それでもあたしは、
ジゲンにとって、安心して飛び込める、大切な場所でありたいって、
そう願ってる。
だから、
いつか、あなたがまた、そう思えるまで、
こころからの大切を、ずっと送り続ける。
送り続けさせて欲しい。
そう伝えた。
*
あたしは、もらってばっかだったね。
なかなかこころを開ききれないあたしに、
ジゲンは、伝え続けてくれたんだ。
大丈夫だよ、大丈夫だから。
無理しないでいいから。
だけど、いつか、僕にこころから、甘えてくださいね。
ジョージが、自然とそう思えるまで、
僕は、ジョージに大切を送り続けるから。
そうやって、
ずっとずっと。
いつからか、
そのことが当たり前になってた。
バカなあたし。
大切なものを、すぐに、たやすく、壊してしまう。
バカなあたし。
*
ジゲンが教えてくれたことだ。
人にいちどつけてしまった傷は、消えないんだと、
ひたすらそのことを恐れるあたしに、
人を傷つけずにいられることなんてないんだよって、
ジゲンが教えてくれたんだ。
だけど、だからこそ、
つけてしまった傷から目をそらさずに、
そこを丁寧に補強しながら、より強いものにしながら、
新しい関係を築いていくしかないんだよって。
あたしは愚かだ。
ぜんぜん気づいてなかった。
だけど、はじめて、
そうしたいって、願っている。
*
ああなんか、ぐちゃぐちゃだね。
だけど、
ジゲンの言葉を、
あたしがあの人に伝えた言葉を、
あたしは忘れちゃいけないから。
送り続ける。
ジゲンがもう一度、大切な場所を見つけられるように、
甘ったれるなジョージ。
甘ったれてる場合じゃないくらいの、大切なものでしょ?
強くありたい。
強くありたい。
強くありたい。
強くありたい。
ジゲンの中の、とても、とても、大切なものを壊した。
有頂天になっていたんだ。
昨晩だ。ほんの1日前。
あの人はあたしに、特別なものをくれた。
随分いろんなことがあって、こころがちょっと弱っていたあたしを、
あの人は、あの人の全部で抱きしめてくれた。
ああ、あたし、ちゃんと居場所があるなあって、
今までで一番、こころから、こころから思えて。
そして甘えた。
自由になっていいんだと、思ってしまった。
甘えられる居場所を見つける、ということと、
思いやりを忘れるということは、全然違うのに。
「甘えることのできる自分」に、酔ったんだ。
そして、決して、してはいけないことをした。
*
すごく、すごく大切にしていたんですよ?
そう、ジゲンが、過去形で言った。
それはとても優しい、だけど最大限の拒絶だった。
パニックになった。
どうしよう、あたしあの人を失う、どうしようって、
失いたくない、失いたくない、
そればかりになった。
ぜんぶの予定をキャンセルして、家に送り届けられて、
頭は混乱したまま、何も考えられないままで。
何も食べずに、何も見ずに、泣いていたら、
あっとゆう間に夜になって。
ここを開いたら、
みんなの言葉がありました。
ああ、あたし、本当にバカだね。
頭を、がつんと、殴られた気がして、
目が覚めた。
誰か、なんていない。
あの人の中の大切なものを壊したのはあたしだ。
あたしなんだ。
何を、逃げてるんだろう。
*
さっき、ジゲンと電話で話をした。
あの人は正直だ。
きっと、あたしたちだから、そうしてくれるんだ。
ものすごく冷たいことも、悲しいことも、
あの人はぜんぶ、言ってくれた。
*
僕ね、
ジョージさんにキスするの、すっごく、すっごく好きだったんだよ?
本当にこころからいとおしい気持ちでしてたんだ。
ただ手をつなぐことも、キスするのも、
何も考えずに一緒に歩いたり、あてもなくドライブするのも、
ぜんぶぜんぶ、本当に大切に想ってたんだよ。
だけど今はもう、
それをする自信がないんだ。
それが、ものすごく悲しい。
*
それでも、なくしたくないとは、思ってるんだよ?
少なくとも僕の中には、この4ヶ月間でできた、大切なものがあるから。
こんなことで、終わりにしたくはないって思ってるんだよ。
僕ね、本当に、ジョージさんのことを、
こころから愛していたんだよって、
そう、あの人はまた、過去形で言った。
*
終わるのは嫌だと、
あたしは何度、言っただろう。
じゃあ僕は、僕の中の苦しさを、どうしたらいい?
そう言われて。
ああ、あたしはバカだなって、
また思った。
*
ジゲン。
あたしは今も、
過去形じゃなくて、今も、
ジゲンのことを、こころからいとおしいと想っています。
ジゲンと過ごす時間を、
ジゲンとあたしだからこそ作ってくることのできた、たくさんのすばらしい時間を、
こころから大切に想っています。
ジゲンが、安心して飛び込める場所でありたいって、
ずっとずっと思ってきたんだ。
なのに、
その場所を壊したのはあたしで。
その場所をなくしたのはジゲンで。
失いたくないなんて、勝手だね。
嫌だ、なんて言ってごめん。
無理しなくていいんだ。
ただ、
それでもあたしは、
ジゲンにとって、安心して飛び込める、大切な場所でありたいって、
そう願ってる。
だから、
いつか、あなたがまた、そう思えるまで、
こころからの大切を、ずっと送り続ける。
送り続けさせて欲しい。
そう伝えた。
*
あたしは、もらってばっかだったね。
なかなかこころを開ききれないあたしに、
ジゲンは、伝え続けてくれたんだ。
大丈夫だよ、大丈夫だから。
無理しないでいいから。
だけど、いつか、僕にこころから、甘えてくださいね。
ジョージが、自然とそう思えるまで、
僕は、ジョージに大切を送り続けるから。
そうやって、
ずっとずっと。
いつからか、
そのことが当たり前になってた。
バカなあたし。
大切なものを、すぐに、たやすく、壊してしまう。
バカなあたし。
*
ジゲンが教えてくれたことだ。
人にいちどつけてしまった傷は、消えないんだと、
ひたすらそのことを恐れるあたしに、
人を傷つけずにいられることなんてないんだよって、
ジゲンが教えてくれたんだ。
だけど、だからこそ、
つけてしまった傷から目をそらさずに、
そこを丁寧に補強しながら、より強いものにしながら、
新しい関係を築いていくしかないんだよって。
あたしは愚かだ。
ぜんぜん気づいてなかった。
だけど、はじめて、
そうしたいって、願っている。
*
ああなんか、ぐちゃぐちゃだね。
だけど、
ジゲンの言葉を、
あたしがあの人に伝えた言葉を、
あたしは忘れちゃいけないから。
送り続ける。
ジゲンがもう一度、大切な場所を見つけられるように、
甘ったれるなジョージ。
甘ったれてる場合じゃないくらいの、大切なものでしょ?
強くありたい。
強くありたい。
強くありたい。
強くありたい。
コメント
がんばれ・・・!
ってなんかこんな言葉しかなくていやになっちゃうけど。
大切なもの、うしないたくなかったら
ぜったいに強くなれるから。
がんばれ!
今、このおんなじ時間、ここから応援しているよ。
ありがとう。
がんばるね。
強くなります。
ありがとう。
少なくとも僕の中には、この4ヶ月間でできた、大切なものがあるから。
こんなことで、終わりにしたくはないって思ってるんだよ。
これがジゲンさんの本音ですよ!絶対!
大丈夫!大丈夫なんです!!
祈ってます。応援してます。
どんな出来事も、きっとお2人にとって必要なことなんだと思います。
これを乗り越えて、そう笑って思える日がきますよ!
絶対大丈夫。
自分を責めないで、こんなときこそまず自分をしっかり大切にしてくださいね。
不安定でも仕方ないと思います。
起きてしまったことは受け止めるしかない。
でも責める必要はないんですよ?
ジゲンさんの気持ちに向き合ってジョージさんの気持ちを伝えれば、
きっと通じるはずです。
私は信じてますよ。
ありがとう。
うん、ジゲンの気持ちはいたいほど伝わってきて。
でもだからこそ、どれだけ深い傷を作ってしまったかがわかる。
大丈夫、にするためにがんばるね。
ありがとう。
>黒蜜さん
ありがとうです。届いたよー。
あたしが弱ってる場合じゃないって、あらためて強く思った1日でした。
乗り越えるために、がんばるね。
>雨弓ちゃん
そうだね。たった4ヶ月。
たった4ヶ月で、いったいあたしは何をわかっていたんだろう。
気づけてよかったのかもしれないね。
時間は戻せない。あたしがしたことは消えない。
だから通じるよう、がんばるね。
ありがとう。