一番たいせつなこと。

2010年4月20日日常コメント (4)

日付が変わるころ、
ジゲンから電話がかかってきて。

たくさん、たくさん話をした。

＊

　　この２日間のジョージは、
　　僕が好きなジョージじゃなくなっちゃっていて。
　　まるで、昔のジョージに戻ってしまったかのようだった。

　　それで思ったんだ。
　　ああ、違うって。こんなの違うって。

　　僕にとって一番大切なことはね、
　　ジョージの笑顔を見ることじゃないかって。

　　ぼくの望みは、
　　僕と付き合っていることで、他の誰よりも、
　　ジョージが一番ジョージらしくいられて、笑っていることなのに。

　　ごめんね。

　　大切な彼女に、２日間も辛い想いをさせてしまった。

＊

ねえジゲン。
覚えていてね。

あたしも同じだよ。

苦しそうなあなたを見て、
笑っているジゲンといることが、あたしの幸せなんだと改めて思った。

あなたが安心して笑っていられる場所に、あたしはなりない。
笑っているあなたと一緒にいたい。
そうしたらあたしも笑っていられる。

あたしも同じように、そう思ってること、知っていてね。

お互いがそうやって思いあっているんだから、
あたしたち、もっともっと仲良くなれるね。

＊

　　強くなった。
　　うん。強くなった。

なにが？

　　僕たちの関係だよー。
　　そう思わない？

相変わらず、ちょっとくさいジゲン。
だけど、あなたのこころは、誰よりもあたしのこころに届くよ。

ごめんね。
ありがとう。

本当は、不安だった。
あの人の手を離すことも、
たとえ離さずにいられたとしても、
あたし自身が前のようにこころを開けないんじゃないかって。
ジゲンを傷つけまいと、びくびくと接してしまうんじゃないかって。
そしてそれはきっと、ジゲンにも伝わってしまうんじゃないかって。

　　怖がらなくていいんだからね？

そんなことまで、
あの人はお見通しで。

うん。きっと大丈夫だ。
あたしたち、もっと仲良くなれる。

そして、あたしは今回のことを忘れない。

昨日送った、長い長いメールに込めた気持ちを忘れない。

忘れないままで、
変わらないものが、信頼できるものがここにあることを、
あたしの全部で示していくから。

＊

そんなこんなでの、仲直り。

あたしね、
正直、くじけそうだったんだ。

失うことが、怖くて怖くて仕方がなくって、
甘えたままで、くじけてしまいそうだった。

ここがあってよかった。

みんなの、厳しくて、とてもあたたかい言葉に、
力をもらったし、はっとした。

ジゲンとあたしだからこそ伝わると信じて伝えた気持ちは、
ちゃんと届いてたよ。

ここがあってよかったです。

ありがとう。
　