それから、
あたしは昨夜、取り乱したのだ。
あまりに色んなものが一気に身体に流れ込んできて、
それは容易く、あたしの容量を超えた。
わけがわからず、号泣し続けて、止まらなくて、
自分一人の力では戻って来れなくなったのだ。
必死でジゲンに電話をした。
ひたすら泣きながら、
1日で吸い込んだたくさんのものを、
めちゃくちゃな順序で、吐き出し続けた。
あの人は、あたしの話を、
ちゃんとこころで消化しながら、丁寧に聞いた。
*
僕はジョージの、
外付けハードディスクなんだから。
溢れたものは、ちゃんとここで受け止めるから。
だいじょうぶだよ。
だいじょうぶだよ。
*
ジゲン。
どうか、
あたしの前に、いつも、ずっと、存在していて欲しい。
多くなんて望まない。
どうかずっと。
*
こころがちょっと、じんじんする。
疲れたな。
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