じゅうぶん。

2010年5月17日 日常
今日は、

残業していたら、
ちょっと切ない事情により、最寄り駅までの終電を逃してしまったのでした。

で、
どーにもこーにもやるせないのと、
電車がなかなかこないのとで、
ジゲンの声を聞きたくなって電話した。

ジゲンはすぐに電話に出て、
終電逃したー!って、がちゃがちゃ騒ぐあたしに言ったのだ。

  大丈夫??
  むかえに行こか?

ジゲンはもう家だったし、あたしの家は遠いし、
電車とタクシーを乗り継げば、まだそんなにお金もかからない時間だったので、
大丈夫だよーと断って、ひとりで帰ったのだけれど。



帰り道、
いきなし、わぁーって、こみあげてきた。

なんのためらいもなく、すっと出てきた、
ものすごく、
びっくりするくらい優しい、
むかえに行こか?、だったんだ。

こころからじゃなければ絶対にあんな風に音にならないだろう、
そんな声。

ああ、もうじゅうぶん。

あの声があれば、あたしは大丈夫。

なんて、
実際にむかえに来でもらったわけでもないのにね。
あたしったら安上がりか?

それでも。
それでも。

あの声を、信じていられることに、
あの音が、あたしに向けられていることに、
守られている。

その価値を、
あたしはいつだって感じていたい。



そんな風に思った日。

本当は、ちょっと甘え過ぎな気もしてはいるんだけどね。
それについてはまたー。

おやすみなっさい☆
 

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