なにかが、

2010年5月22日 日常

あったみたいだ。
ジゲンとボーイの間に。

あたしたちは、難しいね。
強がったり、何もないふりができない。

あの人の前では、
嘘も何もない、ただのあたしでいたいと思う。
だから、
元気じゃない時に、元気なふりをすると、こころが痛む。
嘘をついているような気持ちになるんだ。
たぶん向こうだって一緒だろう。

だから、
きちんと、嘘がつけない。

それをごまかしたり、
気にしないふりもできない。

100と100の関係。

それは、とてもすばらしいけれど、
本当は、
あまりに繊細すぎる気がして、
その脆さから、つい目を逸らしたくなるんだ。



何があったのかを聞こうとしたら、
ジゲンが、一瞬、取り乱したのがわかった。
電話を切って、少ししてからメールで、
ごめんね。取り乱した。と謝られた。

自分の中のドロドロしたものを、
あたしには見せたくないのだと。

ちょっと待って欲しいと言われて、
そのまま、今日はずっと、ジゲンを待ってる。

ねえ淋しいよう。

声が聞きたい。
油断すると、電話してしまいそうだ。

でも、それが自分勝手なことは知ってる。
だから、我慢している。
我慢することが正しいのかどうかすら、本当はよくわからないのに。

あたしは怖い。
ジゲンとの間にだけ流れている、
あの、極上の空気が壊れてしまうことが、何より怖い。

すごいところにたどり着いた。そう思う。
だけど、あたしは、あたしたちの脆さが、ものすごく怖い。

ジゲンとの恋は、あまりにすばらしすぎて、
ずっと、夢の中にみるみたいなんだ。

夢じゃなくて、現実にしたいのに。



こないだ。
少し、不穏な空気になったとき。
不安定の最中で、あたしはつい、言いかけた。
言いかけて、口をつぐんだ。
だって、あんな時に、吐き出すように出す言葉に、
きっといいことなんか起きない。

だけど、
吐き出せなかった言葉は、
本当は、いつも、こころの中にある。



あたしは、ジゲンが思ってるよりずっとわがままだよ?

だって、今だけじゃないもん。
あたしは、
ジゲンの、過去も、今も、未来も、全部欲しい。

いつも、あたしといる未来を思い浮かべて欲しい。
ずっと一緒にいようねって、言って欲しい。
思い出す過去は、あたしの笑顔であって欲しい。
あなたがたくさん大切に想って、たくさん傷ついたあの人の顔じゃなくて、
あたしの笑顔であって欲しい。
あたしといる、一生いる人生に、自信を持っていて欲しい。
そのことがあたしの自信になることに、
どうか気づいて欲しい。



一番奥にある、一番わがままな気持ちは、どうしても言えない。

壊れるのが怖くて、どうしても言えない。
  

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