とはいえ、
数日間のぎくしゃくは、そう簡単になくなることもなく、
そのまま、お気に入りのカフェでごはんを食べて、
車に戻って、もう1杯ミルクティを飲んだ。

あたし、ジゲンが好きだなあ。

と、ぼそっと言ったら、
ジゲンはしばらく黙ったままで、
それから突然、強く、ぎゅうって抱きしめられた。

抱きしめ方に、あんまり気持ちがこもっていたから
ジゲンがずっと張り続けていた壁が、
ようやくなくなったことがわかった。

それから。

車を運転しながら、ポツポツとジゲンが話し始めた。



  昨日ジョージを泣かせちゃったでしょう。
  あの後、いっぱい考えてた。

  なんか違う。こんなの嫌だって思ったの。
  
  ジョージが、
  こころからリラックスして笑っている姿を見ていたい、
  僕がいることで、ジョージがいつも笑っていられたらいい、
  それが僕の望みだったのに。
  なのに、何で僕が泣かせてるんだよって。
  大事なことを、何で忘れちゃってたんだよって。

  ごめんね。

あたしが笑っていられると、ジゲンは幸せ?

  うん。

あたしはねえ、
幸せなジゲンが隣にいてくれると、笑っていられるんだよ。

たぶん、どっちが欠けてもダメなんだよ。

だから一緒に笑っていよーね。



あたしの笑顔を守りたいというジゲンの気持ちが、
本当のものであることはちゃんと知ってた。

だけど結局、
どれだけそう思ってくれていたとしても、
肝心のジゲンが笑ってくれなければ、
あたしはずっと、さみしいのだ。

そのことを、
多分、あたしはずっと、
知って欲しかったのかもしれないな。

だけど、
そんなのは、ものすごく甘えで、
ジゲンのこころを無視したもののような気がして、
だから言えなかったんだ。

ジゲン以外のことでどれだけ辛いことが起きたとしても、
あたしは、決定的には不幸にならない気がする。

あたしを不幸せに出来るのは、ジゲンだけ。

そうゆうパートナーを見つけたのだと思う。
 


そんな、ミルクティのその後だったのでした!

さてとー、
これからしばらく、怒濤の忙しさですよー。二人とも。

呆れるほど切り替えのできない2人なので、
それはそれで、またおかしな感じになるのだろうが、
根っこの部分を、ちゃんとつなげれてよかったな。

付き合い始めて、
ようやく、丸5ヶ月がたちました。
  

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