うっかり、

2010年11月13日 日常
 
ちょこっとだけ会えた土曜日だったのでした。

といっても、
ユニクロ行って、車屋行って、お茶しただけー。
3時間くらい。
しかも、さっき電話がかかってきて、
明日は仕事しなくちゃいけなくなったって。
明日会えるからと思って、今日はぐっとこらえて帰ったから、
さみしいのがぐっときた。

だけど、
そのまま電話でたくさんお喋りして、

愛されてるなあと、思った。

あたしは愛されてるし、求められてる。



最近ずっと、闇から出たり入ったりしているあたしを、
怖い怖いと、おびえてばかりいるあたしを、
あの人は何か、察したのだろうか。
電話を切ろうとしたら、急に、こんなことを言った。

  僕が、
  ジョージと付き合い始めてから、ずーっと思っていることはね、
  ジョージが、何も遠慮せず、怖がることもなく、
  何でも言えるようになって、
  どんどん自由になれたらいいなってこと。
  僕といる時は、そのまんまのジョージでいられたらいいなってこと。
  そゆ時のジョージほど、かわいくて、きれいだから、
  もっともっと自由になって、
  もっとかわいい、きれいなジョージになればいいなあってこと。

  僕が、ジョージとの間に見つけた愛は、
  そうゆう種類のものなんだよ。



電話を切ってから、
あの人の言葉の意味を、考えた。

自由になりすぎることはとても怖い。

本当にぜんぶのあたしは、果てしないのだ。
そしてあたしの愛情は、たぶん減らない。きっと求め続ける。

それを、
いつか恋を過ぎて、冷静になったジゲンが、
受け止められない、と思うことが、とても怖い。

あたしという生き物は、
やっぱり人に受け止めてはもらえないものなのだ、
あんなにあたしを包もうとしてくれているジゲンですら。
と、思い知らされることが、とても怖い。

ジゲンは、気づいてないだけだよ。

そのままのあたしは、
あたしにもわからないくらい、果てしないんだよ。
泣いたり、恐れたり、
ジゲンとのつながりを実感できていないと、すぐに寂しくなって、
壁を感じる度に、いちいちひどくダメージを受けるあたしを、
あなたは受け入れられるんだろうか。



なんて、
底までネガに考えたら、
ふと、気づいた。

違うのかも、と思った。

あの人の言う「自由」は、
そんな風に、おびえることすらなくなる、
いつもふくふくと、安心して漂うことができる、
そうゆう意味なのかもしれない。

あたしがそんな風になれることを、
あの人はずっと、願い続けてきたのだろか。

ジゲンが伝えたかったのは、
そうゆうことなのかもしれない。



あたしも、同じようににあの人を愛したいな。

ジゲンが張る冷たい壁に、いちいち傷ついて、小さくなるのではなく、
彼が、いつかちゃんと自由になれることを、強く、広く、願い続ける、
そんな風に愛したいな。

だって、あたしだけじゃないもの。

あたしと、ジゲンの両方が、本当に自由になれないとダメなんだよ。
あたしはきっと、おびえて過ごすことはなくなる。
ジゲンはきっと、いつだってあたしに飛び込めるようになる。
ジゲンはもう、壁を張らない。
あたしはもう、寂しくはならない。

あたしたちが見つけた愛は、育てるべきかたちは、
きっとそんな種類のものだ。



ジゲン、
さっき言ってくれたこと、ちゃんと届いているからなー!

明日、仕事が早く、終わりますように。

おやすみなさい。
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索