GWだったのでした!
3~5日はジゲンと旅行へ。
6~7日はひたらすら家でだらだら。
掃除したり、読みかけの本を読んだり写真を整理したり。
8日は従妹の一周忌で神戸へ。
*
旅行は、
めちゃくちゃ楽しかった!
ジゲンとあたしならではの、ゆったりツアー。
旅行のくせに基本1日1行程だぜ。わはは。
1日目。
ひたすら電車を乗り継ぎ山奥の温泉へ。
古い山荘みたいな宿で、周りは何もなく、部屋のテレビは壊れていて、
温泉入って、ごはんして、温泉入って、チェスをして、そんな風に過ごした。
2日目。
朝は、宿の近くの渓谷を散策。
森がねー、すっごい緑で、
たくさんの大きな木がわさわさと葉を揺らしてて、
「よーくーきーたーなー。」って言ってるみたいだった。
森の中の花は不思議。豪快に、乱暴に、可愛く、強く、咲いていた。
山を下りて、SL列車に乗った。
窓を開けていたら、花粉でジゲンが弱った。
またもや電車でごとごと移動して、違う街の温泉旅館へ。
温泉入って、ごはんして、温泉入って…たら、
旅館のお湯が体質にあってなかったのか、強すぎたのか、
謎のアレルギー症状が発症し、身体が熱くなり、顔が腫れる。
ジゲンが氷水タオルを顔に乗せて冷やしてくれて、
そしたら知らないうちに寝てしまっていたのでした。
せっかくの旅館の夜なのに、超早寝という失態…。
3日目。
和食に飽きて洋食食べたい病になったジゲンの希望で、お昼はパスタ。
それから花・鳥・園へ!
それがね、めっちゃすごかったー楽しかったー!
もうねーもうねー、外国の動物園のごとく鳥がひたすら放し飼い。
大きなエミューに追いかけられたり。ジゲンにやたらと鳥がとまったり。
ペンギンに魚をあげたり。はじめてペリカンをじっくり見たり。
素敵すぎだったのでした。めっちゃおすすめ。
で、満喫し、なんだかんだヘトヘトになり、
やっぱり電車でごとごとと、我が町へと帰ってきたのでした。
で、ザ・街の中華料理屋さんで、夜ごはんを食べてお茶をして解散。
しあわせだったなー。
毎日ビールを飲んで酔っ払えたこと。
「残るものは苦手」とずっと写真を嫌がってたのに、
今回の旅行では、たくさん写真を撮ったこと。
ツーショットは2枚だけだけど、2枚も撮れたこと。
ずっとバカみたく笑っていたこと。
すごく楽しかったと、
ふたりとも絶対に思えているのがわかること。
素敵な旅行だった。
*
アレルギーが起きた2日目の夜中、何度か目が覚めた。
そのたびに、ジゲンがすぐ横にいてね、
寒くない?大丈夫?って、ぎゅっと布団でくるんでくれて。
ああ、ひとりじゃないんだなあーって、
寝ぼけた頭で思った。
それが、
3日間で1番心に残った瞬間だ。
知らなかったな。
こんな時間があるんだ。
*
それから。
昨日の一周忌も、色んなことを思った。
誰でもさ、なくすんだ。
いつかは大事な人を。
あの子が死んでからしばらくの間、
私はひたすら、ジゲンをなくすことを恐れていて、
すごく不安定になったりしていたけど。
あれから1年たって、同じだけジゲンとの時間も重ねて、昨日思ったことは、
なくすことへの恐怖じゃなくて、なくさせることへの責任だった。
大事な人を見つけて、一緒にしあわせな時間を過ごせるということは、
つまりは、「いつかなくさせてしまうことへの責任」を負うことだと思った。
だから何をすべきか、とまでは、まだよくわからない、
だけど責任を負おう、と思った。
あの子の遺影と、あの子を亡くした家族と恋人たちを見ながら、
そう思った。
とりあえずは、
もっといろいろ捨てまくろう。
なんて、
具体的に思いついたのはそのくらいのことだけど。
*
そんなわけでの連休明け。
とりあえずちゃんと働きまーす。
なあんか、
やりたいことだらけだぜ。
1ヶ月に1回くらいGWがあればいいのに!
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