そこに存在しているかどうか、ということなんだろうな。
きっと今こんなに苦しいのは。

ずっと灰色の霧の中で暮らしているような、
そんな日々が、
もう何か月も続いていて。

でもそれは、
ちょっと人には共有しがたい、理解しがたい、
そして説明もしがたい、
そんな霧で。

だからずっと、
自分の中で処理しようと。

いつものように、彼を信じて待とうと。
それまでは、わたしは元気に。笑っていようと。
この家の空気を、こども達の笑顔を、信頼できる愛情のありかを、守っていこうと。

そうやって過ごしてきた。

でも。

毎日毎日、傷はどうしても生まれていく。
小さな傷がどんどん増えてつながって、
だんだん大きな傷になって、
そのうちなかなか血を止められなくなって。

痛い。

心が痛い。
胸が苦しい。

辛い、辛いという心の声が、
どれだけ耳をふさいでも聞こえてくる。

ごまかせない。



こないだ、
どうしても、耐えられない瞬間が来て、
辛い、という声をこぼしてしまった。
毎日とても辛い、と。
私はとても辛いのだ、と。

その時、彼が、
苦しそうな目をしたのがわかってしまった。
その扉を開けてくれるなよと、
そんな目をしたように見えた。

そして、
それから丸3日がたっても、

やっぱり、彼が私に向き合う兆しは見えない。



はたから見たら、多分とても普通。
会話もある。
一緒に人と会っておしゃべりすることもある。

だけど。

深いところでつながってきたからわかる、
母親として、以外の私からの言葉に、
彼はずっと反応を返さない。

それは無視と何が違うんだろう。

理由も、気持ちも、一切話してもらうことなく、
日々無視され続けながら暮らすことの辛さを、
彼は知っているんだろうか。

無視されれば無視されるほど、
弱った心に嫌な考えがむくむくと襲ってくる。

母親として、以外の私には、もう存在価値がないんだろうか、
向き合う価値をもう見いだせないのだろうか、

それが毎日、毎日、毎日続いている。



この家族を、壊さないでよ。
大切なものを見失わないでよ。
こども達はぜんぜんごまかせてないよ。
こども達をバカにするな。
そんな生き方、私はこども達に見せたくない。
無責任な悪意からはいくらでも逃げればよいと私は思う。
だけどそれは、本当に大切なものを守るためだ。
そして私は、
こども達を、信頼できる愛情の中で育てたい。
せめて家の中だけでも、信頼できる愛情の中で。
偽物の愛情はいらない。
それは、今をごまかすことができたとしても、
いつかこども達を大きく傷つけるから。



叫びたい衝動に、初めて駆られた。

初めて。

向こうも、初めての黒いものと、戦ってるのだろうか。

あんなくだらないものに。
今の私にとって何の意味もないものに。

あなたは負けるの?
それでいいの?
そんなものに、今手にしているこんなにも大切なものを、
壊されるの?

そこにあるのは本当に真実?
それを、確かめる価値すら、もう私にはないのだろうか。



なんて。

まったく整理のつかない殴り書きの吐露。

だけど多分、

必要な気がして。

ちゃんと書いて、
少しずつ気持ちを整理して、
大切なことを、どうするべきかを、見極めることが、

あの頃、
そのことにちゃんと、助けられたように。



しばらく続くのか、
また書けなくなるのか、
書かなくなるのか、
わからないけれど。

説明のつかない吐露。

どうか、この場所で。
 

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