日々は過ぎて、
ああ、あと半月もないじゃないか。
ここに書けなくなるまで。

みんなの、
驚きやあの頃のこと、を綴る日記を読みながら、
色々なことを想ったし、
色々なことを思い出して、胸がぎゅうと、つかまれるような、
懐かしい、苦しい、感情を少し思い出してみたり、していた。

そんなことしつつも、気持ちがまとまらず、書く気にもなれないうちに、
ホワイトデーも過ぎちゃったし、
週末には息子その1が5歳になるし、
月末には結婚記念日がきて、
そうしたらすぐに4月が来て、
娘は2年生になり、息子は年長と2歳クラスに進級するし。

ああ。
日々は昔よりも、とても速いなあ。

あの頃は、なんてゆっくりと人生を生きていたんだろう。

そこにいることが、ただ苦しくて、いつもおぼつかなくて、
考えて泣いて迷って。
笑って泣いてまた迷って。
迷いから抜け出られる予感はまったく持てず、
自分の足元を確かめるかのように、
毎日のように想いを吐き出していた。

今思うと、片想いか両想いかはさておき、たいてい恋をしていたし。
仕事も忙しく、かといって友達もたくさんいたし。
なのになんで私は、あんなにいつも寂しくて、
人生はあんなにゆっくりだったんだろう。

人生のスピードが速くなり、
ああもっとゆっくりならいいのに、と思うようになったころから、
ここに書きに来ることがほとんどなくなって。

だけど、
見に来てはいたなあ。
見に来る頻度は多くなかったけれど、
存在がなくなることはなかったな。

ブログでもなく、
交流するための場所でもなく、
かといって交流してないわけでもない、
不思議な場所。

みんな言っているように、
同じような場所はない、と思う。

ゆっくりなんだよな。
ここはいつも。
時々のぞきに来ても、ちゃんと自分の場所はそのままで、
誰かが日記を更新してたら、
それがどれだけ前のことでも、見逃すこともない。
そしてみんなが、ゆっくりでいい、と思っている、そんな感じのする場所。

だから、多分、
同じように使う場所を他に見つける、ということはしないだろうと思う。

そして、
ここが本当に消えるまで、
やっぱり時々、見に来るような気もする。



3月中に、また書くかはわからないけれど。
とりあえず。

ここ、
あってよかった。

足元はいつもおぼつかなかったけれど、踏み外さずに今にたどり着けたのは、
間違いなくここのおかげ、だと思ってる。

不思議な、
こころのつながりにも、
心からの愛を。

 
 
  

コメント

しょこら
2022年3月31日18:29

ジョージさんは、ジゲンさんと結婚された頃から
リンクさせていただいた記憶があります。
付き合いはじめからの日記を読み返して
ジゲンさんがかけがえのない存在なんだな、
上手く進まない中でもそこはブレない
ジョージさんのひたむきさが素敵でした。
誰かを好きになることがあれば、きっとその日記を
何度も読み返して自分を奮い立たせると思います。
本当はいい報告が出来た時に伝えたかったのですが
それは叶わなかったのでこの場で言わせてもらいます。
読み逃げでしたが今までありがとうございました☆

ふゆ
2022年3月31日20:45

ジョージさんの日記のやわらかな空気が好きで
ジョージさんの文章がとても好きでした。
ジョージさんご家族がこれからも
どうぞ元気でしあわせでありますように。
読ませていただきありがとうございました。

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